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スマガ - STAR MINE GIRL - (ニトロプラス)

ゲーム情報

 

メーカー/サークル : ニトロプラス
発売日 : 2008.9.26
ジャンル : 人生リベンジADV (18禁)

2008年の美少女ゲームの中でも高評価を受けた大作ADV。
主人公が何度も死にながら、そのたびに甦ってハッピーエンドを目指しすという、ジャンル名通りの「人生リベンジ」アドベンチャーである。

Story

以下ニトロプラス公式より引用

空から襲う巨大な悪魔と平和を守る魔女の戦場となり、滅亡の危機に陥る伊都夏市。

ある日主人公は、何故か記憶喪失で大空から落下していることに気づく。
いきなり絶対絶命のピンチの中で、焦る主人公。
そんな彼の前に突然、彗に跨って空を飛ぶ3人の少女たちが現れた。
主人公を尻目に空中で不可視の巨大怪獣と命懸けの戦いを始める少女たち。
いきなりの非現実的な状況に混乱する主人公だったが、落下している現実は覆ることなく、地面に激突して死んでしまう。

──再び意識を取り戻すと、そこは天国、神の国だった。
永遠と広がる何もない空間の中、目の前の巨大なテレビに映し出された、幼女がこう告げる。

「わたちは神様でち。生き返りたいでちか?」

果たして彼は、彼女たちの、そしてセカイの運命を変えることができるのか?

こんな人にお薦め

  • アツい展開が好きなあなた
  • 大作好きなあなた
  • 歌の質、声優の演技にこだわるあなた

独断の評価

評価はあくまでも独断です。当然、発売年代も考慮しています。
SからEまでの6段階評価です

グラフィック A 好みは分かれる絵柄だが、質感もしっかりしており、立ち絵のポーズもキャラの特性によく合っており良い感じ。ただ、立ち絵の一部に見られる左側の青いにじみが気になる。(わざとかもしれませんがw)
音楽 S もう……秀逸としか言いようがない。主題歌はもちろん、各ヒロインのテーマ曲も素晴らしく、特に「人生リベンジテーマ曲」の大槻ケンヂ氏の楽曲は必聴!!
システム A 安心のシステム。セーブにコメントを入れられるとなお良し。
キャラ S 抜群の存在感!
主人公の友人役の宮本がよいアクセントになっているが、これは宮本に惚れている樋ヶの存在も大きいところ。
また、声優さんの熱演・怪演が特筆もの!
ハマリ度 A ハマルか飽きるか。とにかく長いので、それが問題ない人ならよいと思う。そして、すべてのルートが結局繋がって一つのストーリーを作っているという特性上、全ルートコンプしないとクリアしたとは言えないことにも注意。
オススメ度 S 元来エロゲーマーではなく、単にADV好きなワタクシの判断基準「エロが無くても充分素晴らしいゲーム」にしっかりはまりまくりです。
ホント18禁じゃなければいろんな人にお薦めするのに……。
備考  

 

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レビュー

とにかくこのデモを見るのです!
そして……Revenge Start!!

このデモを見て血がたぎった人は、すぐに買いましょう。

いやぁ、面白かった……。
最初は主人公が死にまくる設定だと聞いて、なんだか緊張感が低くなりそうに感じたものですが……完全に裏切られました。

ほら、銀河鉄道999じゃぁないけれど
「人は限りある命だからこそ、精一杯頑張ることができる」
っていうか、なんというか。
いくら死んでも生き返ることができるなら、まあアツい展開は創れるかもしれませんが、緊迫感というのはどうかなぁと思っていたのです。

で、冒頭、記憶喪失の主人公がいきなり遥か上空から落下しているところから始まる訳ですが、当然のようにヒロイン達が空飛ぶほうきに乗って通りかかります。

「ああ、で、助けられるわけですね♪」

と気軽に構えて一つ二つの選択肢を選択した私に突きつけられたのは、かた~い地面との遭遇とナニカをぐしゃっとつぶしたようないや~な効果音。

「え……? 選択肢間違えた?? いきなりBAD END???」

もしかして、このゲームは選択肢が無茶苦茶シビアで、間違える度に死んで、そのたびに何かの理由で生き返ってやりなおすって……そういうゲームですか?

そんなイヤ~な予感の中、場面は変わって……なんか天国にいますよ?

そして動き回っていたら、なんか大きなテレビ? そしてその画面に現れたのは。

幼女!!
ロリキャラとか言う問題じゃなく、幼女!!

だって園児服……。

と愕然とする私を華麗にスルーして幼女はむっちゃ園児口調で、しかしどこか達観したような雰囲気で語ります。

「このまま終わってもいいんでちか?」

そして、なんだか人生をリベンジさせてもらえることになった主人公は、「うんこまん」という実にありがたい名前を頂戴し、現世への扉へ飛び込み再びはじめからスタートすることに。
そして選択肢前で前世の記憶がフラッシュバックして、さらによい結果になるように行動を変えてゆく。

なるほど。
死ぬこと自体がストーリーに組み込まれているのですね。
それでも、やはり「死」が軽くなりすぎるとどうかなぁと思っていたのですが、その後ゲームを続けていくうちに、違和感が無くなっていきました。

その原因としては、やり直せるのが前に覚醒したとき(寝て、起きたときとか、気絶して気付いたときとか)からで、しかもその後重要な選択を迫られるところまでは前世の記憶が甦らない、という設定にあるでしょう。
そして、もう一つ大切なのは、うんこまんがこの安易な設定に甘えず、必死にあがき、それでも立ちはだかる障害の大きさに、生き返ることにすら悩む、その姿にあるでしょう。

そしてそれに関連してもう一つこのゲームの素晴らしいところは、(詳しくは書きませんが)一人のヒロインを攻略したあと、次のルートに入ったときに、「前のルートの記憶を持っている」ことです。

うわ~~。
美少女ゲームの根本的な矛盾への挑戦ですよ!
あるヒロインとさんざんラブラブになって、それなりのエンディングを迎えたあとに、その記憶を持ったまま、物語が冒頭に戻り、次のヒロインの攻略に取りかかるのです!

一歩間違えれば、荒唐無稽な薄っぺらなお話になってしまいそうです。

にもかかわらず、スピカ、ミラ、ガーネット、三人のヒロインにこの高いハードルを越えて、それぞれらしいエンディングを準備し、さらに三人のトゥルーEDルート、サブキャラルートを作った上で、すべてのルートを伏線とした真のHAPPY ENDにまとめ上げる。

このような離れ業を完成させたシナリオの下倉バイオ氏にはただただ拍手です。

ここまではこのゲームの大枠をお話ししてきましたが、ここに魅力あるキャラクター、グラフィックや演出、素晴らしすぎる楽曲、声優さん達の熱演があって初めて傑作になったことは言うまでもありません。

では、以下、各論を……でも、ここまで読んでいただいて、良さそうだと思ったあなた!!
別に、以下は読まずにすぐに買いに走っていただいてOKですぜ!!

 

グラフィック

私は好きですね~。
なんだか柔らかそうです。

そしてキャラの表情が素晴らしい。
特にイベント絵のアリデッドや沖会長の憂いのある横顔などは、一発でやられてしまいましたな~。
あの普段「乱暴・乱雑・乱心」の三拍子揃ったアリデッド姐さんのこんな表情を見せられたら……そりゃ反則だわ~~。

 

音楽

BGM関連は、充分に素晴らしい。
違和感なく物語世界に入らせていただきました。

が、やはり特筆すべきはヴォーカル曲でしょう!!

この記事の頭に載せたデモMOVIEの曲。

 

 

主題歌じゃないですよ!!
ただの挿入歌(生き返るとき用)ですよ!!
でも、大槻ケンヂですよ!!

なにこのエロゲ……。

しかも。
それだけぢゃぁありません。

オープニング主題歌は「(a)SLOW STAR」
POPな曲調で、なかなか素晴らしい。MOVIEのノリもぴったりマッチです。

そして、圧巻は三人のヒロインそれぞれのテーマ曲です。

どれもスバラシすぎ……。
しかもそれぞれのイメージにまさしくピッタリ。

もう。見て。

どうっすか?
なんか映像ばっかりであんまりレビューになってない気もいたしますが、ご勘弁を。

キャラクター

主要キャラクター一覧
※ Wikpediaよりの転載ですが、私自身が書いたものなので、見逃してくだされw

うんこまん(仮)
声優:銀巽
主人公。ある日気がつくと、空から落下中だった。記憶喪失のためルートによっていろんな名前がつけられる。神様との交渉で手に入れた「人生リベンジ能力」でハッピーエンドを目指す。アリデッドの家に住み込んで、エトワール達とは伊都夏大学園のクラスメイトとして通学することになる。
スピカ
声優:手塚まき
孤高の天才魔女(エトワール)。名家のお嬢様でつっけんどんな性格のためクラスでは浮いてしまっているがエトワールの仲間はとても大切にしている。
ミラ
声優:守田羽糸
元気溌剌、魔女(エトワール)特攻隊長。曲がったことが大嫌いな正義の味方。他人のもみあげの臭いをかいで感情を読み取る能力を持つ。まっすぐすぎてクラスメイト達とぶつかってしまうこともしばしば。祖父である襟在二郎と同居している。
ガーネット
声優:杏子御津
けなげな魔女(エトワール)のまとめ役。優等生タイプで優しい性格のため、クラスでは委員長を押しつけられている。内気でストレスを内にためてしまうタイプ。家が貧乏で、食べ物を残すことは許さない。
アリデッド
声優:一色ヒカル
エトワールを統括するカルデアの指令で、スピカ達のクラス担任。乱暴な言動、乱雑な部屋、朝は寝ぼけてご乱心と三拍子揃っている。
宮本武 (みやもと たけし)
声優:いちごみるく
主人公のクラスメイトで、女体の神秘のパイオツニア。(重度のおっぱい好き) 主人公の自称(?)親友で、義兄弟(ブラジャー)と呼ぶ。見ただけで女性の胸のカップを当てることができる。
沖姫々(おき きき)
声優:上和田美都
主人公達が通う伊都夏大学園の生徒会長にして、街を守る自衛軍の指揮者。堅い理想と信念を持ち、その絶大なカリスマ性で学園と軍を統率する。カル デアとは現在対抗関係にあり、エトワール達とも仲はよくない。また、得体の知れない新聞部とも、その活動を認めず、あくまでも文芸部として扱い、対立して いる。
日下部雨火(くさかべ あまほ)
声優:榊原ゆい
新聞部部長。であるが、新聞部は正式な認可を受けておらず、非公式な活動に甘んじている。しかし、その飽くなき真実への追究心と忍者を思わせる取 材能力、そして統率力を持って、発行する伊都夏校内新聞は伊都夏日報を抜き伊都夏一の購読率を誇るとも言われる。このように、きわめて有能であるが、激し い妄想癖を持ち、他人の何気ない発言をいかがわしく曲解しては暴走して鬼太郎顔になる。また、隠密活動時などに着用する着ぐるみの正体は不明。
樋ヶ結花 (ひのけ ゆか)
声優:美月
主人公達のクラスメート。エトワール達とは何かとぶつかっていて、いつもつんけんしているようだが、いざとなるとクラスをまとめるだけの統率力も持つ。宮本の幼なじみでずっと恋心を抱いている。当の宮本には全く気付いてもらえないが、周りには完全に気付かれている。
神様(幼女)
声優:河合春華
死んで天国にたどり着いた主人公の前にそびえる巨大な神様TVの中に現れる神様。園児のかっこをしており、言動も園児そのものだが、神様だけあって言っている内容はどこか達観したものも。よく鼻をほじっており、指先はべとついている。
川嶋有里 (かわしま あり)
声優:一色ヒカル
主人公が天国にいるときたまに姿を現す謎の少女。いつもおどおどしており、何かあきらめたようなムードが漂っている。
佐草陽水 (さくさ あきみ)
声優:舞幸運
伊都夏大学園教師で生徒会の顧問でもある。いつも弾けないギターを手にしており、いかにも勘違いオヤジ風なのだが、主人公に投げかける言葉はどこか謎めいている。左手はいつも手袋に隠されており、その下に隠されているものは誰も知らない謎である。
襟在一郎 (きんざい いちろう)
声優:波動拳
スピカの家の執事。完璧な執事ぶりで、スピカに近づく男は排除する。二郎の双子の兄。
襟在二郎 (きんざい じろう)
声優:波動拳
正義のマッドサイエンティスト。奇妙な服装をし、奇妙な発明ばかりしている。ミラの祖父であり、一緒に住んでいる。一郎の双子の弟。

実にキャラが立っています。

美少女ゲームですから、ヒロイン達はある程度ありがちと言えばありがちなのですが、シナリオやグラフィックと合わせて、とっても魅力的です。
特にミラはいわゆる元気っ娘なのですが、あのちょっと田舎くさいイントネーションと正義の味方を自称するほどの、ひたすらなまっすぐさが胸を打ちます。
声優の守田羽糸さん。
調べてみてもあまり出演歴はない模様。別名も今のところ見つかっていません。
しかし、可愛らしいだけではなくて、ミラの一本気な性格がよく表現できていて素晴らしかったです。
とにかく、熱演!! でした。

そして、声優さんと言えば、このゲーム、脇を固めるキャラに異様な存在感がありますが、声優さんの熱演……と言うより、怪演がキャラの造形を際立たせています。

その中でも特筆ものなのはアリデッドを演じる一色ヒカルさんと、新聞部部長・日下部さんを演じる榊原ゆいさん、神様(幼女)を演じる河合春華さんでしょう。

まず、一色ヒカルさん演じるアリデッドは、いわゆる大人の女性ですが、とにかく「JUNK!」という言葉がよく似合う、異様なハイテンションで、キレているのがデフォルトです。しかもカルデアの指令でもありギャグとしてキレているときと真剣にキレている場面がめまぐるしく交差します。
さらに邪悪そうな一面もあれば、底知れぬ哀しみを感じさせる一面もあり、もう普通のサブキャラの域を遥かに通り越した、深い描写でした。
そのアリデッドを一色さんはまさに「全開」の演技で魅せてくれました。
さすがです。
これは生半可な声優さんでは無理でしょう……。

そして、榊原ゆいさん演じる日下部雨火は、とにかくしょっちゅう妄想が爆裂するのですが、その時の演技が、本物の変態を思わせますw
元々根暗っぽい低い声での演技なのですが、その声のトーンのまま、妄想モードに入ると何かを堪えるように声が震えてきて、息づかいが荒くなり……。
うまいですね~。

最後に、河合春香さん演じる神様(幼女)なのですが。
ちょっとリアルすぎ!

それもそのはず、正体は赤ちゃん、幼女を演じさせれば天下一品の○○○○○○○さんなんですから……。
おいおい……一流過ぎるぜ。
誰でも知ってる国民的赤ちゃんやってるんだもの。(イクラちゃんではない)
その超リアル幼児ヴォイスで、しかも役どころは神様!

ありえません!

 

全く凄いことをやってくれます。
ニトロプラス。

もちろんその他のキャラクターもそれぞれよかったです。
スピカはいかにもわがままなお嬢さんで、ちょっとずつうんこまんの方を向いてくれる過程がよかったし、ガーネットは内気な優等生タイプにありがちなちょっと病んだ感じの展開がうまく物語の中盤を引き締める感じになっていたように思います。
あのプロポーションでジャージブルマで空を飛ぶなんて!!
一種の犯罪です!

また名作にはつきものの、キャラの立った親友キャラである宮本君もいい味出してました。
はじめはつよきすのフカヒレっぽいバカキャラかと思いきや……ってかずっとおっぱいマニアのバカなのですが、ここ一番ではとってもかっこいい!
しかもそこに幼なじみの樋ヶさんが宮本に思いを寄せているという設定があって、これが物語を単なる「主人公ハーレムゲーム」から脱却させるよいスパイスになっていました。

いやぁ「ひけ」、いいよねぇ、「ひけ」

あんないいキャラをあえて主人公の手の届かないところに配置するところも、流石のシナリオです。
あと、声優に関しては、宮本役のいちごみるくさんもそれなりに頑張りましたが、まあ表ではだいぶん有名になられましたが、周りが凄すぎて今回はつたなさが目についてしまうことも……。
知名度に実力が追いついてない気がします。
そこへいくと、ひけ役の美月さんは、ひけにピッタリでした。
萌え声と言うより、リアル女子高生のようなちょっとハスキーっぽいノイズの入った声がよい雰囲気でした。
ちょっとぎこちなさも感じたのですが、ひけ自身ちょっとパニクる感じの時が多いのでかえって自然に思えたり。

こうやって考えると、配役が単に大物を使ってますよ、ってコトじゃなくて、本当にベテランの技量が必要なところに、きっちり実力のある方を配置している感じで、そのセンスはなかなかだと思います。

結論
ボイスのないスマガはあり得ない。

その他

シナリオはそうですね……。

とにかくすべてが一つの物語を作っているので、あんまり単体の良し悪しを言っても仕方ないかもですが。
1週目のスピカルートは、悲しくも美しく、ガーネットルートは起承転結の「転」。
ちょっとした鬱展開もあり、うんこまんがあんなことになっちゃったり、スピカルートで綺麗に閉じられた世界を根底からかき混ぜ直したような感じです。
そしてミラルートはヒロイン攻略的にはあんなことになってしまってw、唖然としましたが、ラストにはさらに……。
普通なら「それはないだろ」って突っ込みたくなるあの展開でさえ、あのまっすぐなミラの前には「不可能なんて無い! 奇蹟が向こうから寄ってきて当然!」 とばかりに納得できてしまうのが不思議です。

その後、三人のヒロインそれぞれのトゥルールートと、サブキャラルートに進むのですが、もうあまり書かないことにします。

ただ、後半は一部うんこまんが(アツいことはアツいのですが)ちょっとやり過ぎて命の重みが余りに軽くなりすぎるきらいがあります。
もちろん、八方ふさがりの中の苦渋の決断なのですが、やはりこれをやってしまうと、前半のうんこまんの悩みがなんだったの? という感じもしてしまうのでちょっとな~と思ってしまいます。

総括

早くあなたも「人生リベンジ」してください。

ここまで読んだら、すぐにでもプレイしたくなったでしょ?

もし、普段エロゲをプレイされない方でも、するべきですよ?

ゲームにエロを求めない私が言っているので間違いないかも?

「18禁だから」という理由でスルーするにはもったいない作品ですよ?

そんなわけで……?

長々とつづいたレビューもこれにて……Happy End……?

 

 


以下、ネタバレありです。未読の方はご注意を


二点だけ。

アリデッドが救われて本当によかったよ。

そして川嶋有里ちゃん。
ああいう結末なら、もう少し物語中に絡ませてほしかったかな?

うんこまんは彼女に強い想いを持っていたのでしょうが、彼と一緒に人生リベンジ体験をしてきたプレイヤーとしては、あまり思い入れを強くは持っていなかったので、ちょっと唐突な感じがしました。

まあ、ラストの花火の光に、うんこまんと同じくハッピーエンドを迎えた三人のヒロインとアリデッドの姿を見いだすことで満足はできたのですけれど。

 

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