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小沼丹 (おぬま たん)

略歴

小沼丹. (2008, 11月 17). Wikipedia, . Retrieved 01:05, 1月 11, 2009

小沼 丹(おぬま たん、1918年9月9日 -1996年11月8日)は、日本の小説家、英文学者。本名は小沼 救(おぬま はじめ)。「大寺さんもの」など、日常を題材とした小説のほか、随筆の名手としても知られる。

経歴

東京市下谷区下谷町に父邁(すぐれ)、母涙子(るいこ)の長男として生まれる。明治学院中学部、高等学部英文科を経て1942年、早稲田大学文学部英文科卒。1958年から早大文学部教授。

明治学院在学中の1939年に「千曲川二里」を発表。同小説の掲載誌を井伏鱒二に寄贈、後に訪問し、師と仰ぐ。英文学研究のかたわら小説を書くようになる。後の著作の表題になった「清水町先生」とは井伏のことである。

1954年、「村のエトランジェ」、1955年「白孔雀のいるホテル」でともに芥川賞候補となる。『懐中時計』(1969年)で読売文学賞、『椋鳥日記』(1974年)で平林たい子文学賞受賞。1989年、日本芸術院会員。

1996年11月8日、肺炎のため78歳で死去。

 

関連リンク

直木賞のすべて - 候補作家の群像 - 小沼丹
直木賞に関するさまざまな資料、情報を紹介されている[直木賞のすべて」さまのコンテンツとして設置されている、小沼先生の特設コーナーです。芥川賞の候補作となった作品についても触れられています。
本読みHP - 小沼丹アニメ化
もちろんフィクションですが……日本の文学作品をアニメ化する、という趣旨のテーマで取り上げられたのが、なぜか小沼丹! しかも萌え! 異様な着眼点におもわずリンクを掲載してしまいました。

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